たとえ極上の天使だって◆
羽をもがれたらただのひとだ、
君の顔も忘れちゃいそうだよ
「俺、ヒソカが好きなんだ」
予想だにして無かった言葉になんとなく、口が軽くあいたまま声もでず
予定より早い告白に拍子抜けする。
「それは、どういう意味かな?♪」
笑って顔を近付ければ、以前のように押しのけようともしなかった。
ああ、なんだ
そうなのか
「好きなんだよ。」
君も結局、 ただの人 か。
「なんだ、がっかりだなぁ★」
そっと離れて髪をかきあげる
もっと長く遊べると思ったのに。
「がっかり?」
きょとんとする黒い瞳、今は何の魅力も感じないよ
「うん★ 君はもう、いいや」
「どーいうこと?」
「僕は別に君と恋人になりたかったわけじゃないんだよ」
子どもにはきっと わからないと 思うよ
「じゃあ俺とヒソカはコイビトにはなれないの?」
「そうだね♪ なりたいのかい?」
「うん。だって好きだもん。」
やっぱり同じなんだね、つまらない
「じゃあ、僕のオニンギョウになってもらおうかな★」
また増えるお人形さん。壊すためだけの、もういらない、道具。
君もそんなコレクションのひとつになるんだ
好き、なんて感情 本当にくだらない
だってそんな言葉ひとつのために何もかも投げ出すんだろう、
君も
「いやだ。」
「・・・・・◆ 」
投げ出さないわけね、それは意地?
ますますつまらない
「じゃあコイビトにはなれないなぁ」
わざとらしくためいきをつくとこっちをじっとみたままはっきりいった
「それもいやだ。」
「無理★」
「やだもん」
「駄目♪」
「でも俺はヒソカのこと好きだからずっとつきまとうよ!仕返しだよ!俺もっと立派になってヒソカに逃げられないくらい強くなっちゃうよ」
「それは面倒くさいなあ◆」
「でしょ。」
「・・・あのね、僕はもう別に君を好きでもなんでもないんだよ?」
なんだかほんともう面倒になってきちゃったなぁ、
「それは仕方ないよ。 でも俺、考えがあるんだ」
でも
「・・・・なんだい?」
なんだかその顔をみて
少し、興味が沸いて来てしまう
「耳かしてよ」
「はいはい◆」
少年に近寄ると声をひそめていったんだ
「 、 。」
ああ!なんて君は興奮させてくれるんだろう!!
今すぐ思い出すよ、
僕の極上の天使
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改めて色々みたり読んだりしたらヒソカってやっぱり奥が深い気がした。
ゴンもね。
ヒソカはちょっかいだしまくってて、ゴンがふりむいたらきっとヒソカはあきるし
ヒソカもそれまでのひまつぶしだと自分でも思ってる感じなの。
でもゴンはやっぱりそんなヒソカの予想をぶっ壊して
ふりむいてしまったのに、もっと惹きつけていくと思うんだよねぇ。
そういう初心に戻ったつもりでこうなりました。
もっと精神的なつながりとかを考えていきたいなぁ。
タイトルは某バンドの某曲から。
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無題
2009/11/09(Mon)02:16
アカムクさんわかってくださりますかー!(TдT)
本当ヒソゴンひとつなのに難しいです。
あの二人はそう簡単にはいかないんですよね。
あのヒソゴンの旅行の本もそれを言いたかったんです(≧ω≦)
No.1|by 花峰|
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