ああ、
お前らどいつもこいつも!!!!
俺はミルキ。ミルキ=ゾルディック。
名前をきけば泣く子も黙る暗殺一家の次男。
5人兄弟の2番目だぜ。
つまり二番目にえらいにいちゃんなんだ。
なのになのになのになのに!
あ い つ ら と き た ら !!
ママは俺には何の期待もしてないし、構うのはカルトとキルアばっか。
親父もじいちゃんもみんなキルア。それから仕事熱心な長男のイルミ。
俺だって仕事できるのにな。頭が悪いとかバカにしやがって!
蚊が爆弾になるなんて誰が発明できるんだよ。
「ほんと信じられねぇ、」
「ほんとだねぇ。」
「げぇっ!」
声がして慌てて振り返るといつのまにか長男のイルミが俺の部屋にいた。
ドアはきっちりとしまっている。
「いたのかよ。」
「うん、いたよ。」
「・・・・いつからいたんだよ」
「実は昨日から居ました。」
「嘘つくなよ」
「うん、嘘なんだ。 まあ、俺がいつ入ったかもわからないってことはミルもまだまだってことだよ」
むかつくことをいわれたがその通りなので何も返せない。
とりあえず気にせずパソコンに向き合おうとした瞬間目に入ったもの。
「うわぁあああ!おい!イルミ!何してんだよ!」
俺のベッドにごろんと 横になる長男。
「なにって、寝るんだけど?」
「や、俺の部屋だぞ此処」
「俺の部屋玄関から遠いんだもん。こういうとき家が広いと不便だよねぇ」
ふぅ、とわざとらしいため息をしながら仰向けになって目を閉じる。
本気で眠るらしい。
「アニキどうせ疲れてないだろ」
「疲れてはいないよ。でも歩きたくない気分なんだ。」
「そうかよ、ってそれ!」
「何?」
「お前が枕にしてるそれだよ!」
「ああ、これ。ふかふかして丁度いいね。ちょうだい。」
「ダメに決まってるだろ!これ抽選で手にいれたんだぞ!!しかも抱き枕なんだよ!頭の下敷きにするもんじゃないんだよ!!!」
慌ててアニキの頭の下のものをとりあげると、とすんと黒い長髪のついた頭が布団に落ちた。
「枕は枕だし、いいんじゃないかな?」
「アニキが決めるなよ!! ああ、俺の魔女っこドロシーちゃん・・・・アニキとにかく部屋に戻れよ。」
「えー」
「えーじゃない!さっさと戻る。」
無理やり起こしてたたせる。
面倒くさい上に、重い・・・がここにこれ以上いられても邪魔だ。
「はいはい。 ところでねぇミル、俺ずっと気になってたことがあるんだけどさ。」
「な、なんだよ。」
「その奥の棚にある人形だけどうして全部裸なんだ?」
「いいから帰れ――――――!!!!!!」
何勝手にみつけてんだよ。
ぐいぐいと押してドアの外へと追い出す。
まあ待て待てとアニキが俺を制す。
力でも適わないのでとりあえず話をきくことにする。
「ミル、俺ずっとミルキにいいたかったことがあるんだ。」
「今度は何をみつけたんだよ」
「いや、違うんだよ。 俺 実は・・・・」
「な、なんだよ。」
「お前がセー●ーマーズ好きだってきいてから髪をのばしはじめてるんだけど、どう?」
「死ね!!!!!!!!!!!!」
バタン。
精一杯の殺意でドアを閉める。
鍵も13重にかけた。意味はないだろうけど。
「ふぅ・・・・・まったくなんてアニキなんだ。」
「そうですね、」
「!!?」
また声がすると思ってみると今度は一番下の弟がちょこんとたっていた
しかも俺の等身大フィギュアコレクションの並びに・・・・・
オカッパ頭で女ものの和服なんて着てやがるから気付かなかった。
「にいさん、知ってましたか?」
「あ?」
「僕もにいさんがセー●ーサターンがお好きだと聞いてからこの髪型にしているのですが。」
無理やり終わる。
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なんかCPじゃなくて日常物もかきたくなったら何故かこうなった。アイタタ。
ガチャのせいでミルキが好きになってきた。
カルミルに芽生えそうだ。
イルミはイルゴンかヒソイルでお願いしたいので。
明日はイベントです。コスプレしにTFTいってきます。
ヒソカコスってイルミにも絡めるしゴンにも絡めるしキルアにも絡めるし、便利だよね★(ヲイ
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