[PR]
2025/06/18(Wed)21:36
アカ◆ムクのネタ帳みたいなもんです。 マイナー過ぎる故HP作成は諦めたものです。 【カップリング一覧】(HxH)ヒソゴン、イルゴン (シャーマンキング)ハオまん、蓮まん (悪魔くん)二世X埋れ木、松下X埋れ木 (鬼太郎)鬼太郎Xねずみ男、戸田鬼太郎受 (封神)太公望X王天君、楊ゼンX王天君 (聖☆おにいさん)神X仏、仏受 (テニプリ)リョ乾... その他思いつき次第増えます。 メッセージはコメントか、拍手にて。 お返事は記事にて返します。
2025/06/18(Wed)21:36
2009/10/23(Fri)14:41
口にいれた覚えもないのに、
その赤い実が胸につっかえてる気がする夢。
くるしいんだ
箱に入ったいくつかのお菓子
芳ばしい香りと甘い匂い
すぐにちびどもが寄ってきた
下の弟3人揃って欲しそうな顔をしてうろちょろ
「イル兄、ちょーだい」
「イルミおにいさま、欲しいです」
「いいよ別に、いらないし」
小さな手がひとつずつお菓子をとっていく
駆け出すこどもは自由にみえる
俺もまあ不自由は何もないけど、
そこへすぐしたの弟もやってきた
「イル兄のおやつ、俺にくれよ。」
「いいよ。」
今度は残りを全部持っていかれた
俺が貰ったのに
俺はひとつも食べてない
どうでもいいけど
少し勿体なかったかなあ
歩いていくと
大きな木の下に知りあいがいた
「やあ◆」
手には真っ赤な林檎を持っていた
「それ、くれない?」
別に空腹ではなかったけど、なんとなくそういってしまった
彼は笑って首を横に振る
「これはダメなんだ★」
「どうして? 林檎はこんなにいっぱいあるのに」
みあげればそれは林檎の木だった
「これじゃないと、ダメなんだ♪」
「ふぅん、」
じゃあまあ別にいいけどね、と俺は木から適当な林檎をひとつもいだ。
しゃり、と齧る。
何の味もしなかった。
林檎なんかいらなかった。
俺はヒソカの林檎が欲しかったのに。
夢は夢
すぐに覚める 覚めればどうせすぐ忘れてしまう
どうでもいいけど
その赤い実をひとくちでいい、
俺もかじることができたなら
このつまらない夢から覚めることができるのかな
どうでもいいことなんだけど
-------------------------------------
みどころは、お菓子の過半数をもっていったミルキ。
イルミはゴンがゴンだから欲しいというよりヒソカのゴンだから欲しがってほしい。
キルアのゴンだったら殺したい。クラピカ・クロロのゴンだったらどうでもいい、的なね。
ヒソカはゴンは誰のものでもないし誰のものにもならないから欲しいのにね。ぐるぐる。
かきながら赤い実はじけた を思い出して心底寒くなった。
兄貴の胸で赤い実はじけたんでしょうか。大事件というより怪事件だ。
No.35|HXH駄文(ゴン受)|Comment(0)|Trackback