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誰かのための神様

アカ◆ムクのネタ帳みたいなもんです。
マイナー過ぎる故HP作成は諦めたものです。

【カップリング一覧】(HxH)ヒソゴン、イルゴン
(シャーマンキング)ハオまん、蓮まん
(悪魔くん)二世X埋れ木、松下X埋れ木
(鬼太郎)鬼太郎Xねずみ男、戸田鬼太郎受
(封神)太公望X王天君、楊ゼンX王天君
(聖☆おにいさん)神X仏、仏受
(テニプリ)リョ乾...
その他思いつき次第増えます。
メッセージはコメントか、拍手にて。
お返事は記事にて返します。

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2025/06/19(Thu)03:51

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No.|CommentTrackback

パロ設定集色々(ギャグからシリアスまで。

2009/10/10(Sat)23:38


【少年探偵GON★】

ゴン→コナンを読んで名探偵になりたくなった小学6年生。頭は弱いが運動神経と力の強さが異常。
キルア→実家が一家全員探偵という万引きが趣味のゴンの同級生。手癖は悪いが、身体能力と頭の回転はなかなかのもの。
イルミ→長男という理由で新しく探偵事務所を持つ事になったが正直面倒くさいし、面白いのでゴンとキルアに事務所を任せようとしている。基本的に投げやりだがキルアについての探偵教育にはうるさい。

シルバ→キルア・イルミの父親。伝説の名探偵。今は蜘蛛と奇術師ジョーカーを追いかけている
ジン→ゴンの父親。実は伝説の大怪盗

ヒソカ→オレンジの髪を下ろした美形のにいさん。ゴンとキルアの通う保健の先生。正直こわい。そしてちょっとオカマっぽい。そんなヒソカにはやはり秘密があって・・・・

クロロ→ゴンの近所に住む童顔で親切なおにいさん。やさしい彼にも秘密があって・・・

旅団→通称蜘蛛と呼ばれる盗賊団。色々な秘宝を狙ってくるぞ!
奇術師ジョーカー→単独で行動しているピエロのような格好をした怪盗。

これはギャグですねー…沸いてるなぁ頭の中。


【観用少女パロ】
知る人ぞ知る…この作品大好きなんで。
三原ミツカズのDOLLもちょっと混じってるかも。アレー

ゴン→父親の仕事であの街に立ち寄りプランツドールの店へと入り込む
キルア→ゴンの友達になる街の少年。実は人間じゃないらしい・・・

イルミ→プランツ。全部で8身体程あるらしいゾルディックシリーズの1体。
    実は殺人用ドールで中古として店に並ぶことになる。
    ゴンをきっかけとして目覚めるが、キルアを執拗においかける。

シリアスめだと思います。人形とかそういうのが好きなだけ。
ヒソカさんをどこでだそうかなぁ・・・
ゴンも実は人形でヒソカが探してるとかそういう裏設定も…ごにょごにょ。


【キメラアント編王麦をヒソゴンに変換パロ】
王→ヒソカ
コムギ→ゴン
に変換してちょっと性格やら色々にあわせて設定をじゃっかん変えつつ
あんな感じにしてみようかなぁ、なんて。

他にも色々やりたいのであとでかきたす!
とりあえず飯食いながらガッシュベル見るので休憩!!!!(ヲイ

ああガッシュパロなんてのもイカす…!

【医者パロ】
これはイルミがいかに良いおにいちゃんかを相方に説明するために
もし、仮にこれが暗殺一家じゃなくて医者一家だとしてよ! イルミはキルアに医者になってほしいから一生懸命なんだよ!
と語った際、あれ・・・それじゃただのほんとにいいにいちゃんじゃん、と思いつつ色々萌えた結果。

ゾルディック家→一家全員医者の家系。異常なまでにみんな医者なので家でも食事に薬をまぜられたり、うっかり色んな注射を打たれたりと罠だらけ。そりゃキルアも逃げ出したくなります。

シルバ→ブラックジャックもびっくりな天才外科医。
キキョウ→妊婦の腹に触れるだけでその胎児の表情さえ描きだせるという脅威の産婦人科医。安産させるなら彼女に任せて!
ゼノ→肛門科医。
ミルキ→飲むだけで便秘もスッキリ!脂肪もスッキリ!老いも病気も跳ね返す内科医。媚薬から不老不死の薬まで薬のことなら彼にお任せあれ。
カルト→指先ひとつで生まれたての赤子の産声さえ操る小児科医見習い。
イルミ→キルア立派な外科医にしたい、皮膚科医(アトピー持ち。

ゴン→動物のお医者さんを目指してる学生。
キルア→親にしかれたレールがいやで医者以外の道を探してる。ゴンの影響で獣医を目指すことに。
レオリオ→あんとき金さえありゃあ俺の犬(ダチ)は死ななかった!そんな理由で獣医を目指す男。
クラピカ→大の猫好き。さらわれた愛猫の仲間をとりかえそうとしている動物愛護団体の一員。

旅団→動物大好き集団。かわいい動物をみるとさらってしまうため
  増えに増えて本拠地は今、動物共和国状態。

ヒソカ→動物嫌いの動物のお医者さん。

なんだこれ。動物のお医者さんて漫画知ってるかなー
ヒソカはちょっとあの教授っぽい立場でいて欲しいwアフリカwww

ゾルディックの設定を考えるほうが楽しすぎた。



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No.16|HXH駄文(ゴン受)Comment(2)Trackback

それは約束のようなもの(ヒソゴン。

2009/10/10(Sat)01:38


「ぅ……ぁああああああああああ!!!!!」

空気を裂く大きな悲鳴

慌てて子どものその目を手で覆って目隠しをした

そしてできるだけ素早く確実にその子をその場から拐った



このまま此処にいたら
ゴンは壊れてしまう



「そんなことはさせないよ◆」


あたりはどこもかしこも血まみれだった

自分としてみれば別によくある風景でどうでもよかったが
ゴンがあの状況でここにたっていたことを思うとゾッとした



(壊れてしまう壊れてしまう壊れてしまう…!)


早くしなければ


傷だらけのゴンを抱えてヒソカは闇の中を走り抜けた

「あれ、俺が、ねぇ、だって…ち、おれ、あ、ぁ、う、みた、あの、ちが、きる、あ、みんなと、が…あ」

ゴンはヒソカの腕の中で意味を成さない言葉ばかり呟いていた

みたこともない弱々しいゴンの姿はヒソカを誰もみたこともないほどに狼狽させた

「僕が壊すまで…壊れないでおくれよ」

願うようにヒソカはそう呟いて足をさらに早めた



やがてひとまず安全な場所をみつけ、ゴンを横たわらせる

ボロボロの身体で意識も朦朧とした彼にヒソカは口付けた


「ひ…そか、」


何度目かの口付けで我に返ったのかゴンはヒソカをみる

「ヒソカ……たすけてくれたんだね、ありがとう」


その目にはまだ強い光が宿っていて
ヒソカは心底ほっとしたが
そんなことは表情には一切ださずゴンをただみつめ返していた

「またいくのかい?★」
「うん、戦わなきゃ」
「またヤるのかい?」
「うん、今度こそ勝たなきゃ」


壊れかけのおもちゃ

壊れかけ、

でも所詮玩具

でも ……


「仕方ないな◆僕も手伝ってあげる」


「えっ、そんなのいらないよ」
「……★」

意を決していったのにあっさり断られる

「なんで」

それが気にいらずゴンをみるとゴンは自信満々で身体を起こし拳を掲げた

「俺の問題だもん。それに俺がアイツぶっ飛ばさなきゃ気がすまない」
「できるの?負けてたじゃない◆」
「うっ…でもヒソカだって死んじゃうかもしれないよ」
「そんなこというのはこの口かい?♪」

むにっとゴンの頬をひっぱる

「おれひそかがしぬのやらもん!」

「………。」

思わず手を離した

「君だって死ぬかもでしょ◆」
「俺は死なないよ」
「なにそれ」
「なんとなく!」

彼の目はキラキラと輝いて
先程の壊れかけの姿とはうってかわっていた
だがやはり芯は弱り脆くなっているのを瞳の奥に感じたのも確かで

「ぷっ…あはは、ほんとに…君は…」

ヒソカは思わず声をだして笑った

それから軽く彼の傷ついた手を握った

「手伝ってあげるよ◆」
「だからいらないって、」
「いいじゃないか★死なない程度に手伝うよ。それならいいだろう?死にそうになったら逃げるカラ◆」
「うーん…それならいいけど。なんで?」

黒いまるい目がこちらをみあげる
まっすぐな、め
血まみれで傷だらけで
心さえ今すぐくだけちりそうなのになおもまっすぐ光るその姿に
興奮と焦燥を覚えた

「玩具だけど、とりわけお気に入りだからねぇ…ゴンは◆」
「なにそれ」

「きみがアイツをぶっ飛ばして生きてかえってきたらたら教えてあげる」


そのままなにか誓うように握ったままのゴンの手の甲に口付けると、ヒソカは立ち上がった


「まあ僕にもよくわからないんだけどねぇ◆」
「へんなの!」


まあ

多分、



すきってことかな



----------------
またキメラアント編あたりをぼんやり思いえがきながら妄想

キメラアント編はゴンが壊れそうでハラハラします
でもゴンが壊れそうなときにはヒソカがくるような気がしたらこうなりました
死にそうになったら逃げるとかいいながらヒソカさんなんか死亡フラグっぽくなってしまった


キルアとかが死んでもゴンは壊れちゃうからキルアも守んなきゃいけないしゴンは勿論守らなきゃいけないし…とゴンを大切にするなら色々大変な目にあうヒソカさん
苦労人になるのがいやだし釈だし弱味になるから好きってことを認めなさそうだなあ
無意識に苦労人になればいい…

No.15|HXH駄文(ゴン受)Comment(0)Trackback()

意図、惜しや(イルゴン

2009/10/09(Fri)03:01


ああ、忌々しい



キルアが笑う、あんなに笑うような子じゃあなかった

冷たく暗い瞳をした子どもはあたたかくなった


クロロが欲す、欲しいものは簡単に手に入れ余裕をみせる奴だったのに

残酷で冷静だった男が無様で普通の男になった


ヒソカがみたことのない表情をする、自分のテリトリーに誰かをいれたりするような男じゃなかったのに

孤独だった男は他人を求め依存するようになってしまった


なんてことだろう


その強さを秘めた瞳がみれば
あたりの分厚く完璧だと思われた壁が溶かされていき

そのあたたかい手がさしだされれば
鉄でできた像さえ跪ずくだろう

その声で自分の名前を呼ばれれば
心臓ですら彼の思い通り



目をつむりたくなるほど、ひとを狂わせるほど強い光


ゴンは今まででみたことないほど、危険な人物だった


そういう人間は過去にも確かにいたがやがて生きていく中で光を失っていった

「ゴンも…そうなのかな」

手を顎にあてて考える




殺すことしかできなかった闇人形が

きみのその光を守りたいと望みはじめている

たとえキミが光を失ったとしても


「俺は愛せるし、愛しているのかもしれない」

ああ、今 愛しい




-----------------------------------------
イルミ独白みたいになっちった。

みんなゴンのせいでかわちゃってばかじゃないのへーん、とか思いつつ結局自分変わっていくという。
ゴンはすごい子なんだよやっぱり!

「不思議な、やつだーぜ♪ゴンってやーつーは 俺をこんな風に変えるなんて♪」
と兄貴にも歌って欲しい今日この頃でありんす。

No.12|HXH駄文(ゴン受)Comment(2)Trackback

其の嘘の行方(ヒソゴン。

2009/10/09(Fri)00:22


髪を下ろして普通の服を着て、化粧もしていないヒソカとその国で出会ったのはほんとに偶然で

ついくせで戦闘体制をとった俺の頭を
白い手はぽんぽんと軽く撫でて制した

「仕事中なんだ♪僕もほんとはヤりたいんだけど、今はできない★」
「そ、そうなんだ」

なんだか拍子抜けしたけれど、
別に俺としても今は他にやることがたくさんあり過ぎてヒソカどころじゃなかった

「あれ?」
「どうしたの?◆」
「う、ううんなんでも…ない」

頭を横に振るとヒソカはなんだかとてもうれしそうに俺の頭のてっぺんからつま先まで眺めて
満足そうにうん、と頷いた

「君はものすごく強くなったね、感じてるよ★」

俺の手を掴んでオーラを確認してるのかずっとその手をみている

「・・・・でも、」
「え?」
「なんでもない♪」


にっこりと笑う その顔がどうにもやさしくみえてしまうのは
化粧がないからなんだろうか

しかし

俺、ヒソカのこと目標にしてたはずのに
なんで戦いたいって今思えないんだろう

それにヒソカだったら文句なしに強い

仕事がおわったあとでもいいから仲間になってくれたらとても心強い


・・・なのに



ヒソカは暫く黙っていたけど、俺の手を離してまた笑って、それから口をうっすらひらいてこういった

「そっちはどうだい?なにかおもしろいことでもあった?」



――大変なんだよ!!!!

すごく大変なんだ
ヒソカくらい強いひとの力が…必要なんだよ

そう大声でいって彼の腕を掴んで仲間のところに引っ張っていきたかった



のに


「…なんだ」
「ん?◆」
「面白いことなんかないよ。ただ修行が毎日大変なんだ」



ヒソカは少し俺の目をみたあとで腕を組んで

「そう★ 強くなったのは修行の成果なんだね◆次、会うときがたのしみだ♪」

そういうと笑うのをやめて膝をついてかかんで俺の頬を両手で包んで顔を近づけた


「ッ・・・・・・」


唇が重なって

ヒソカの感情みたいなものがオーラにのって少しだけ流れてきた

それがなんだか俺には表現できない感情で

ただなんだかとても目頭があつくなって

誤魔化すように目を閉じて キスに夢中になったフリをした








「生きて」


唇が離れる瞬間に聞こえたかすかな声はどちらのものだったかもわからなくなってしまった

そして俺の前から、彼は完全に消えていた









「困るねぇ、オトコノコってのは★ 目を離すとすぐに大人になっちゃうんだから◆」


---------------------------------------------------
地域名とか、どのあたりの展開とかはぼかしてみたけど
個人的にはキメラアント編あたりを想像。
今ヒソカに外であったらどうするかな、仲間にするかなぁとか色々考えて捏造。

本当はヒソカさんはちょっとわかってて誘われにいってました。
ヒソカはゴンを死なせたくないから仲間になりたくて
ゴンはヒソカを死なせたくないから仲間に誘わなかった
それでもヒソカが無理に仲間にならなかったのは、ゴンの気持ちを察してしまったのと
やっぱりゴンの可能性に賭けてみたくなったからで
っていう酷い妄想でした。

ハンター…ヒソカ出てきてほしいような、今はでてきてほしくないような。
此処にきて主要キャラ死にそうなくらい辛い展開になってる気がして怖。
カイトが元に戻ったらちょっとはなんか希望がみえてくるんだけどなぁ。

No.8|HXH駄文(ゴン受)Comment(0)Trackback()

愚者択一(ヒソゴン。

2009/10/05(Mon)12:00



闇に落ちるのは簡単だ

ただ足をすべらせるだけでいい

わざわざ這い上がることもない



闇の中に溶け込むのは簡単だ

孤独を感じるだけでいい

同じ場所に実は大勢のくだらない人間がいるなんてこと
わざわざ思い出すこともない


闇の人間なんて愚か者だということをゴンはよく知っていた

まわりは自分を闇を知らないから闇に落ちないものだと揃って思っているようだったが
ゴンは闇をよく知っていた

憎悪、醜悪、きたないもの

いくら小さな島だからって人間が複数で住むところ
特に、貧しい島での暮らし

田舎のものが純朴だというのは都会の人間の妄想だと思う



ゴンは幼いころからその目でみてきた


闇はよく知っていた

その中にうずくまり くだらないものを引きずるのは

釣りをすることのほうがよっぽどたのしいと思えた


ばかばかしい、と




だからカードの裏をこっそりみせるようにしながら近づくあの男が苦手

まるで 自分の知らない闇をみせつけ、そこから自分を堕とそうとしている究極の愚かもの

ただそれを覆すだけの力も、言葉のいいまわしもゴンは今はまだみつけられないでいた

相手は強い、そして経験も豊富だ


闇のことはよく知っていたし、その裏も表も客観的にみている数少ない大人のひとりだった


それに彼は闇に落ちているわけでもない


「君はこわくないのかい?◆」
「こわいけど、このまま逃げるわけにはいかない」
「君は強いね」

眩しそうにヒソカは目を細めた

「君のこと、好きだよ」

ヒソカは嘘が多いがその中に割りと多くの真実も持っていた

自分の考えに対しては素直だということはなんとなくわかった


「俺はわかんない」
「いいよ◆ 別にこたえなんか求めてないからさ」
「・・・・・・」

ヒソカはブレない

闇を知っておきながら、堕ちる要素も持っていながら
その境界線を渡り歩く

取り乱そうとすれば自分で抑えるし、たのしむところはたのしんでいた


眩しいのはヒソカのほうだ


今の自分ではきっとそんなことしたら闇に堕ちてしまうだけ


そんなくだらなくなるのがいやで

闇から遠いところにいるだけ


真っ白な光の中だというのに

俺はただうずくまって

泣いているだけだった



「光の中にいるのは簡単だ★」
「うん」
「たのしいことだけ考えてればいい。前向きにしてればいい」
「うん」
「それはとても芯がいることで、闇に堕ちるよりはとても難しいことだけど、ね◆」
「ヒソカは俺を落としたいんだ」
「勿論☆  君は闇のことは知ってるけど、堕ちたことはないんだろう?」
「なんでわかるの?」
「そういう、目をしてる」


えらいね、といって彼の手が俺の頭を撫でた


そこへいきたい


闇でも光でもない、俺が心から愛せる世界






----------------------------------

精神的な闇と光の立場を逆転させてみたくってこうなりました。
スレてるなぁ…スレゴン…なのかこれ。

なんか最近の26巻とかのゴンをみてると
ただ純粋なだけじゃないリアルな人間感が伝わって富樫すげぇな…と思います。
深い底をもった目。なんとなく畏怖を感じます。

ゴンはなんとなく闇に堕ちてる人間がわかるんだと思います。
キルアはまだ大丈夫なところにいた、だから助けてくれた・・・んだと思います。
だからクラピカには復讐してほしくないし
意外とレオリオみたいなひとが理想というか、一緒にいてたのしいひとなんじゃないかなぁ
あとヒソカとかね
イルミは闇の側の人間なんで苦手・・・みたいな。
苦手だけど、人間というものはきらいになれないのでどうにもならないけどどうにかできたらいいなぁ・・・と思っててくれたりすると萌えます。

ゴンはひとより白と黒がはっきりわかれてるイメージ。
普通はもっとマーブル状なんだよ。

No.4|HXH駄文(ゴン受)Comment(0)Trackback()

黒のみずたまりは、(イルゴン)

2009/10/01(Thu)13:32



ぽちゃん、


黒い大きな池の真ん中に落とされた気分になる



「・・・・・」
「・・・・・」


大きな眼の真っ黒でまあるい瞳、そのど真ん中に少し困った顔の俺がうつってる


たまたま道ですれ違っちゃって

「あ、」

なんて声だした俺が間抜けだった

それこそ あっというまに腕を引っつかまれてその場で2人立ち往生

そしてずーっとあの目でじっとみられてる


「・・・キルアの・・こと?」
「キル?キルならさっき会ったよ。ミルキに頼まれてたものを渡してきた」
「ふーん。じゃあ俺になんか用なの?」
「・・・・・・・・。」
「・・・・」

ミルキってのもキルアのおにいさんだった気がする
どんなひとなんだろ、似てるのかな?
俺が首をかしげるとイルミはずっと掴んだままの俺の腕を少しひいた

「君なに、考えてるの?」
「ミルキってキルアのおにいさんでしょ?」
「俺の弟だよ」
「どんなひとかなって」
「別に、どうでもいいことだよ」


その間もずっと目線は俺から外れない


「ねぇ」
「?」
「なんでずっとみてるの?」
「珍しいから」
「俺が?

「・・・・・」
キルアみたいに肩をくんでくるわけでも
クラピカみたいに頭を撫でてくれるわけでも
ヒソカみたいに突然近づいてくるわけでもなく

一定の距離のまま、 彼はただじぃっと俺のことをみていた




イルミの言葉数は少ない

彼のことはほとんどよくわからないし、キルアにもどういうひとかなんてほとんどきいたこともないけど


でも


その黒い瞳のみずたまりは

実はそんなに居心地が悪くないことを俺は発見した





------------------------------
イルミ流 愛で方→ガン見。

No.3|HXH駄文(ゴン受)Comment(0)Trackback()

冷たくないお人形(イルゴン)

2009/10/01(Thu)13:17


「ゴぉ、ん  ゴン。 いるんだろう?でておいでよ」

ヒソカが呼んでる

また悪巧みか。たのしそうな声

けど俺はそんなヒソカに気付かれないように声を押し殺すので精一杯だった
気配のひとすじすら漏れちゃならない

「ふぅん、えらいね」

正面には闇よりも暗くて深い、真っ黒な瞳

「ヒソカなら君を助けてくれるのに」

雪みたいに白い彼の手には

俺の真っ赤な、血

それは俺が追い込まれてすわりこんでいる床一面にもひろがっていた

「助けなんか…いらないッ・・・」
「どうして?」
「これは…俺と、お前の問題だから…」

切り裂かれた太ももの傷が大きく開いてどくどくとまだ血が流れてた

頭がくらくらするし、眼も少し霞む

「問題。何か問題なんかある?俺はなにもないけど」

涼しい顔して今度は俺の右腕を強く掴む

鈍い音がして骨がくだけたのがわかった


「っ・・・・く、・」
「痛いなら痛いって泣きなよ。そのほうが俺も同情してあげれるかも。」

ヒソカの気配はなくなった。どうやら外に俺を探しにいったみたいだった

俺はゆっくりと息を吐く

「・・・だから・・・たすけなんか、・・・俺は・・・お前に・・」
「また謝れっていうの、キルのこと? キルはまあ…親父が何も言わない限り放っておくよ。今はね」

少し、ほんの少し寂しそうにみえるのは弟が離れていってしまってるから?
それは俺の気のせいなのかもしれないけど

「ちがう…」

俺は精一杯腕を伸ばした

そして彼の後ろに手をまわしてぎゅうっと抱きついた

とくんとくん、とくん とくん 

「やっぱりだ」
「何?」

ほらやっぱり心臓の音がする



俺は伝えたいんだ。

キルアだけがゾルディック家で特別ではないってこと、

キルアが闇人形なんかじゃなければ


「イルミ、」


君も闇人形なんかじゃないってこと





「君もあったかいね」
「…なにそれ馬鹿にしてんの?」



それでも彼は、俺を また 殺さないで帰っていった






---------------------------------
何度もゴンのいるとこにやってきては殺そうとして
そのたびに失敗してるイルミたんの話でした。

イルミ流コミュニケーション。
ほんとに不器用すぎる男だと思うよ。

動物を撫でようとしたのについ殺しちゃう、とか。
ゴンはそれをなんとなくわかってて教えてあげたいのかも
なんて妄想してます…

ハンター試験のときもさ
ちゃんと説明して謝らせようとしたあたりがそんな感じするなぁなんて
まあ解ってもらえなかったから結局あれだったんですが

ちなみにこの不器用過ぎる男はこのあとひとしきりゴンを愛でてから
血だらけのゴンを放置して帰っていきます。
そんで発見したキルアとかクラピカとかヒソカが治療してくれます。
そんで色々いわれるけどゴンは何もいいません。でもみんなそれとなくサトってます。
でもゴンがそうしたいなら邪魔できないっていうね。

やっちまった。
本命かもしれないイルゴン…
や。ヒソゴンも大好きですがね!!

No.2|HXH駄文(ゴン受)Comment(2)Trackback()